起業したい人 ※注目※
守るべき生活がある
収入がなくなるとまずい
失敗して恥ずかしい思いをしたくない
など、サラリーマンの起業は「リスク」を感じるもの。
一度きりの人生なんだから
思い切ってやってしまえばいいんじゃないか!
とは、理屈では思うものの……
実際、それに踏み切ろうとしたら「臆病」になってしまう……
もしあなたがこのような状況なら
この本を読んでください。
臆病者のための「科学的」起業法です。

『臆病者のための科学的起業法』 目次
FOREWORD 起業家に一撃を与える1冊
INTRODUCTION 成功した起業家 その真の姿
PART1 夢を現実にする
Chapter1 起業家はリスクを恐れない?
Chapter2 最も重要な問いかけ
Chapter3 頭からビジネスに突っ込むな
PART2 行動に移す
Chapter4 恐怖心を乗り越える
Chapter5 人材が魔法を呼ぶ
Chapter6 パワフルな人脈づくり
PART3 最適販売戦略
Chapter7 マーケティングの達人になる
PART4 マネジメント
Chapter8 成長への舵取り
Chapter9 リーダーを有能たらしめるもの
Chapter10 ビジネスを組み立てる
APPENDIX 成功する起業家の条件
『臆病者のための科学的起業法』 口コミ・評判
マイケル・マスターソンは筋金入りの現実主義者だ。
本書は、みなさんを心底わくわくさせてくれる、
エキサイティングなビジネス書などではない。
胸を熱くする情熱もさほど感じられない。
本書は、数々の数百万ドル規模企業を生み出し
築き上げた経験を基にした、
現実的かつ実践的内容の1冊である。
二度、三度と読めば、起業のシステムがあなたのものになる。
ダン・S・ケネディ(序文より)
リンク先の本書の商品ページにて、この本を実際に買った方のカスタマーレビュー、感想を読むことができます。
マイケル・マスターソン 著者紹介
マイケル・マスターソンは、目覚ましい成功を収めたビジネスキャリアの中で3億ドルの会社をはじめ、1億ドルを超える会社を1社、1千万ドルを超える会社を十数社、築き上げてきた。
彼は、電子ニュースレター「アーリー・トゥー・ライズ(Early to Rise)」で、30万人を超える熱心なファンを獲得している。
『大富豪の仕事術』(ダイレクト出版)は『ウォール・ストリート・ジャーナル』『ニューヨーク・タイムズ』 Amazon.com、バーンズ・アンド・ノーブルでベストセラーとなっている。
ベストセラーになった既刊には、『社員を動かす社長のカリスマ仕事術』『大富豪の起業術』『臆病者のための科学的起業法』(いずれもダイレクト出版刊)などがある。
※目次、著者紹介は、ダイレクト出版から正式に提供された文章です。
『臆病者のための科学的起業法』 レビュー
起業を志す人が読む本がある。
やはり、憧れはこんな人の本だろうか。
『スティーブ・ジョブズ』 ウォルター・アイザック
日本では、もうそれほど言われないかもしれないが、「起業家」と言えばこの人みたいなイメージもある。
『ヴァージン』 リチャード・ブランソン
ヴァージン・レコードや航空会社やコーラ、ブランソン自身による気球による冒険なども思い出せるだろうか?
起業家精神。
「勇猛果敢なチャレンジ」「リスクテイクする」なんて言葉も類義語と言ってもいいだろう。そんな「起業家精神」を体現した人たちだ。
日本人では、こんな本もベストセラーになった。
『渋谷ではたらく社長の告白』 藤田晋
『仕事は5年でやめなさい。』 松田公太
起業に憧れたら、こんな「サクセスストーリー」が大好きになる。
ジャック・ウェルチ、レイ・クロック…… 松下幸之助、稲盛和夫、柳井正、孫正義……
挙げれば、キリがない。経営者の本を読むのは、一種の「中毒」に近い。
豊かになる道のひとつは、起業にある。自分のビジネスをもつことである。それは、間違いない。
では、上のような輝かしい起業家を目指すべきなのか?
まあ、それもいい。でも、本になる経営者は、スーパースターだ。メジャーリーガーだ。メジャーリーガーを夢見て野球を始めても、そこまでの道のりは険しい。
ところで、私も起業家だ。
自分の会社を持っている。私は、この会社の「代表取締役」だ。この会社の株式は100%、私が所有している。当たり前だ。サラリーマンだった私が、なけなしの貯金をはたいて作った会社なのだから。
「副業」を認める会社が増えているそうだ。
もはや、会社員の給与は、以前のように勤務年数とともに上がらない。私も、サラリーマンをやりながら、副業をしていた。と言っても、それほど意識的にしていたわけではない。
貯金が貯まれば株式投資をし、趣味のブログをやればアフィリエイトをする。不用品があれば、ヤフオクやアマゾンで売る。現代人にとっては、もはや自然な発想だ。
収入が年20万を越えれば、所得税の確定申告がちょっと面倒。でも、以前、フリーランス(個人事業主)をしていたので、それほど抵抗はない。実際にネットなどで調べてやってみれば、できてしまうものだ。わからないところがあれば、税務署でも教えてくれる。
私の当時の副業による収入額は、都内一人暮らしの家賃が払える程度。これは、ブログなどの収益で、ほとんど何もしないで入ってくるお金だ。ヤフオクやアマゾンで物品を販売したりすれば、もっと増えた。
「法人成り」。そんな言葉がある。
厳密に言えば、個人事業主が、会社を設立し、事業を法人に移すことだ。でも、感覚的にはこうだ。個人で始めたビジネスがうまくいき、会社をつくる。
もちろん、こんな説明では、「お小遣い稼ぎがうまくいって、会社作っちゃいました」的なことをイメージされてしまうかもしれない。
「法人格」という言葉もあるが、会社は「人格」のように責任を持って設立しなくてはならない。そして、社会的には国や地方自治体に税金を納めるという責務もある。
実際に私も法人化するにあたっては、事業プランを新しく考え直し、実行した。
でも、何よりも重要なのは、ビジネスが「うまくいく」ことなのだ。
私は、最近、ある本を読んだ。
起業家が経営者の本をいくら読んでも、ほとんどは自分のビジネスにすぐに活かすことはできない。草野球を始めたばかりの少年が、メジャーリーグのコーチングを受けても、すぐにはできっこない。
P.S.
「臆病者」は言いすぎだろう。「慎重派」「堅実なタイプ」などの方がしっくりくる。要は、「会社員のまま、起業しなさい」、そんな本だ。もちろん、「会社を大きくする方法」も書いてある。